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働き方改革の処方箋!建具領域のBIM化推進とは?

働き方改革の処方箋!建具領域のBIM化推進とは?

建設業界で深刻化している人材不足。働き手を大幅に増やすことが難しい状況であれば、生産性を向上することに考えをシフトする必要があります。限られた時間や人材で、クオリティを維持し、効率よく業務をこなしていくためのヒントとなる建具領域のBIM化についてご紹介します。

【目次】

  • 人材不足と働き方改革推進という深刻な問題を抱える建設業界
  • いま建設業界に求められている「生産性の向上」
  • BIMを導入していても、ムダが多い現状のシステム
  • 建具領域で「BuildApp」を導入すれば大幅な時短と経費削減が叶う

■人材不足と働き方改革推進という深刻な問題を抱える建設業界

生産年齢人口の減少傾向と止まらない少子化。多くの企業が人材不足に悩んでいる昨今、建設業界も同様で、専門スキルを持つ就業者の高齢化問題が深刻です。若年層の入職者が減少していることも大きな問題。その理由のひとつが、長時間労働や休日が確保しづらい就労環境であると指摘されています。

国内のさまざまな業界で労働環境の整備が課題となっており、2019年4月に「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」、いわゆる「働き方改革関連法」が施行されました。慢性化している長時間労働の早期解決が難しいとされている建設業界にも、2024年4月1日から罰則付きの時間外労働の上限規制が適用。労働環境の抜本的な改革が不可欠な状況になっています。

■いま建設業界に求められている「生産性の向上」

建設技能者の人口が減少することで、これまでと同様の生産体制が維持できなくなる恐れに直面している建設業界。次世代を担う人材を確保するには、適切な工期の設定や労働環境の見直しが求められます。そのためには、人力だけに頼らないシステムの構築、生産性の向上が急務。生産性向上の鍵となるのが、建設プロセス全体の業務効率をアップする「フロントローディング」です。

企画、設計などあらゆるプロセスにおいて工程を前倒し、意思決定のスピードを速め、その結果を確実に生産・施工につなげるフロントローディング。重要なのは、総合建設会社はもちろん、専門工事会社や工場まで、関係者をつなぐ体制を整える仕組みづくりです。無駄なコストを省き、建設全般に関わる業務量を削減するには、徹底的に「BIMを使いこなす」体制を整えなければなりません。

■BIMを導入していても、ムダが多い現状のシステム

関係者をつなぐ基盤としてBIMをもっと活用する必要があると認識していても、どう進めたらいいか分からない、あるいはひとつのBIMデータを建設のプロセス全体をとおして活用できていないケースが多いのが現状です。

そもそもBIMは、モデルに組み込まれた情報を活用するためのツールであり、データベースそのもの。データベースとしてBIMをとらえれば、大幅な生産性のアップが叶います。すべての工程において関係者が連携し、一貫して共通のデータベースを使用すること。しかし現状では、各フェーズで個別にBIMを作成していたり、設計段階で作成したBIMが生産につなげるBIMになっていなかったり……。各工程でBIMの“断絶”が起きていることでムダが発生してしまっています。

躯体工事においてはゼネコン主導、設備工事においては設備サブコン主導といった具合に、BIM化が進んでいる領域もありますが、まだまだデジタル化が進んでいない工種も多くあります。BIM化が後回しになりがちで特に“断絶”が起きやすいポイントとなっているのが、内装・建具工事の分野。この内装・建具工事においてBIM化を進めることが、建設業界全体の生産性向上に大きく影響します。

設計から施工、発注や見積もり・支払いに関わる部分まで、BIMデータを基盤にした仕組みづくりを追求したプラットフォームを活用するのが、この断絶を解消の鍵となります。建具領域にも注力し、BIM断絶問題を解決することを目指したソリューションが、当社が提供している「BuildApp」です。

■建具領域で「BuildApp」を導入すれば大幅な時短と経費削減が叶う

たとえば現状、見積もり・発注の段階において総合建設会社では、見積書の作成や業者選定、施工図・承認図の待ち時間などが発生。設計初期段階でのコスト把握が困難であったり、積算が合わなかったりというトラブルもあります。2D施工図作図、チェック、修正、承認などのプロセスでは、そもそも作図の手間が大きいうえに、メールにPDFを添付するなどでやりとりする煩雑さにも振り回されがちです。

さらに、人の手による確認作業ではチェックミスなどがつきもの。技術者不足による作業の遅延、図面承認の遅れが納期に影響するといったこともよく起きているのではないしょうか。特に工場製作用バラ図の作図など専門的な技術者に委ねられ、手間がかかる作業においては、人材不足と技術者の高齢化問題が深刻。繁忙期には許容オーバーによって納期が遅れる、入力ミスによるやり直し作業などに追われることが長時間労働に繋がる問題もあります。

BIM 設計・生産・施工支援プラットフォームであるBuildAppは、これらのすべてが解消できる画期的なソリューションです。BuildApp建具は、「自動積算機能」「建具自動作図機能」「承認業務自動化機能」を備えているのが特徴で、作図承認に関わる業務を自動化。建具の見積もり、施工図、工場生産までの全プロセスをBIMの活用により効率化することが可能になります。また、「製造情報自動連携」によって、バラ図を自動展開。バラ図作成の技術者不足による工期の遅れなどのリスクが軽減されます。

ドアの種類や使用金具の組み合わせが無数にある鋼製建具ですが、そのすべてをコード化することで、見積もり、施工図、バラ図とすべての自動化を実現します。各関係者間で共通のBIMモデルに基づいて管理することで、それぞれの工程での連携がスムーズ。修正を加えるたびに出し直しが発生し、待ち時間が発生したものが、修正した瞬間に全データが更新されるので圧倒的にスピーディです。設計自動化ソリューションによって削減できる経費とリスクは、人材不足解消と生産性向上に直結します。

建具を含む内装一式に強みがある建材商社である野原が提供するBuildApp建具は、BIMを活用した建設業界全体のサプライチェーンの改革を実現、そして建設業の人材不足問題と生産性向上に大きく貢献します。

▶BuildAppのWebサイトでは、サービスのデモ動画を配信しております。ぜひ、ご覧ください。

 <デモ動画の視聴は、こちらをクリック!>