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コラム

BIMの“断絶”を解消する鍵となる

いま「内装BIM」に取り組まなければならない理由とは

BIMを本当の意味でフル活用するために、「施工BIM」「内装BIM」が重要である理由について前回の記事(前記事へリンク)で述べたとおりですが、では内装BIMとは具体的にどのようなものなのか、導入するメリットと合わせてご紹介します。

■BIMを取り巻く環境と「内装BIM」の重要性

総合建設会社が主に専門とする躯体工事や外装工事の領域、そして専門の業者が設備設計を行う設備工事の領域では、データを建築のBIMに統合反映するのが主流。領域ごとにBIMデータの情報連動を行い、調達や積算に使ったり……、特にゼネコン各社主導の領域においては、BIMのデータベース部分まで活用できているケースが多くなってきています。

一方でLGS工事やボード工事など内装工事の領域においてはBIM化が後回しになりがちで、なかなか進んでいないのが現状。いまだにBIM化が遅れているのが内装工事・建具工事などの内装領域です。

たとえば、総合建設会社では、見積調書作成や業者選定、施工図・承認図の待ち時間などが発生したり、積算基準と実数量の乖離で積算トラブルになったり、設計初期段階でのコスト把握が困難だったり…。
内装工事店にとっては、数量確認のために再積算が必要になったり、膨大な図面を紙で印刷したり、変更対応に追われ実数把握が困難などの問題をかかえているケースが多いのではないでしょうか。

内装工事・建具工事の領域でも、メーカーや工場をつなぎ、生産と流通のプロセスそのものの改革が急務。内装・建具工事の領域にこそ、BIMを導入することで、プロセスに関わる関係者が業務を進められる体制や仕組みづくりが求められています。

■BIMの“断絶”をつなぐ内装BIM

BIMは詳細度を表現する「LOD(Level Of Development)」で分類されます。BIM Forumが定めるLODの分類では、基本計画レベルがLOD100、基本設計レベルがLOD200、実施設計レベルがLOD300、施工図レベルがLOD 350
…となり、このLOD350レベルが、一般的に「施工BIM」といわれ、設計図と連携し、建材と結びつけることが可能です。さらに取付部材を定義するレベルまで詳細化したものがLOD400で、いわゆる「内装BIM」といわれているレベルです。各パーツを詳細化し、その情報を付与しているもの。BIMモデルを通して建築に関わる全ての工程を完結させるには、メーカー品番の定義、加工や生産との連動、建材の調達や発注などより大量の情報との連動が必要となり、LOD400レベルのBIMが必要になります。

多くの企業で起きている断絶を解消するのはこの詳細化したBIMである「内装BIM」を工程に組み込めるかどうかが肝となります。一方で詳細なBIMデータは作成にハイレベルなノウハウが必要で、詳細内装BIM化ができる専門業者が少ないのが現状。いま多くの手間やムダ、不経済が起きている建設業界のBIM化の状況を解消するためには関係者間の連携が必須となります。そうした現状に対して、総合建設会社、専門工事会社、設計者や各種メーカーをつなぐ “ハブ”的な役割を担うことを目指したのが内装BIMに注視した「BuildApp」です。

「BuildApp」は、内装・建具工事の領域でBIMをフル活用するためのプラットフォーム。建具を含む内装一式に強みがある建材商社である野原ホールディングスの最新システムによって「建材サプライチェーン改革」の実現を目指します。

■内装BIMで実現するフロントローディング

内装BIM領域に注目した「BuildApp」は、建設の全プロセスにおいて情報を最大限に活用するためにBIMモデルを詳細化。建設会社が作成したBIMデータを受け取って、BIMモデがガイドラインに沿っているかを自動でチェック。それを施工BIMモデル化し、建材・建具の製作工場など各部門に連携。躯体から内装まで対応し、BIM施工モデルの専門企業と連携。ゼネコンと工事店との情報をつなぎます。

詳細化されたBIMデータがあれば、資材の数量を正確に把握することができ、メーカーへの発注や建材プレカットとも連動。加工された建材を納材するまで、すべての管理をデータベースで行うことが可能です。

BIMデータを基盤とした一気通貫のサプライチェーン改革となる「BuildApp」。自動で拾った数量結果をオンライン上で確認、建材の発注や見積もりまですべて同じデータを使用し、各部門で共有することで、伝達ミスの防止や手間の削減につながります。商品情報にも連動しているので材料の決定スピードの前倒しも可能。施工段階へスピーディに移動できるうえ、決定した建材のコスト情報と数量情報を結びつければ材料費の算出も。ワークフローの効率化、フロントローディングにつながり、あらゆる工程の手間やコスト・期間を削減できるので、建設業界に関わるすべての部門にとって大きなメリットとなります。

■効率化によってSDGs社会への貢献も

資材の発注や調達に内装BIMを活用することで、建材プレカットとも容易に連携。BIMモデルに付与されている詳細情報には、該当する建材の数量だけでなく位置なども指定され、データ上で管理されます。「プレカット材取付管理ツール」でプレカットの建材をシステム上で管理。QRコードを読むことで建材の状況や取付位置などの詳細も分かりやすく視覚化されています。

BIMデータとプレカットが連動することによって、施工現場の効率化だけでなく、廃材料の大幅削減につながり、必要以上の採寸やカット、清掃といった業務の削減なども期待でき、CO2削減や安全性の向上も期待できるなど、多くのメリットがあります。従来工法とくらべ、施工時間が約40%、CO2排出量が48%削減できるという数値も出ています。

「内装BIM」を現実化し、BIMを基軸にしたサプライチェーンマネジメントを行う「BuildApp」。継続的に実証、実験、効果測定、フィードバックを行い、次のシステムのブラッシュアップやワークフローの見直しをするなど、導入支援も行っています。

ネットワークとクラウドを最大限に活用し、コンピュータが機械的にデータの比較、見直し、分析をしてくれる、そんなBIM360という世界も遠くないかもしれません。

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